東京23区にお住まいの皆さま、毎日のお仕事や家事、お疲れ様です。夜、静まり返ったリビングや寝室で、ふとトイレの方から「チョロチョロ……」と微かな水の音が聞こえてきたことはありませんか?
「気のせいかな?」と見過ごしてしまいがちなこの小さな音ですが、実はトイレが発しているSOSサインかもしれません。東京のような高密度の集合住宅や戸建てでは、水漏れは自分たちの生活だけでなく、階下への被害など思わぬトラブルに発展する可能性もあります。
今回は、誰でも簡単にできる「耳で聴くトイレの健康診断」についてお話しします。
その音、実は「無駄な水道代」に直結しています
トイレから聞こえる「チョロチョロ」という音。これは、本来止まるべき水が、タンクから便器へと流れ続けている証拠です。
「ほんの少しだから大丈夫」と思うかもしれませんが、24時間365日流れ続けると、1か月で驚くほどの水量になります。東京都水道局は、漏水を1か月放置した場合の料金の目安(下水道料金を含む・一定の条件での試算)として、トイレの便器前部から箸の先程度の水が流れている状態で約7,000円、便器内の水面がわずかに動いている状態で約69,000円を示しています。わずかに見える水漏れでも、請求額に大きく響くことがあるのです。
まずはここをチェック!耳と目でできる健康診断
音が気になったら、まずは以下の3ステップを確認してみてください。
- 便器の中の水面をじっと見る
水が流れていないはずなのに、便器内の水面がかすかに揺れていたり、筋のような水の流れが見えたりしませんか?もしそうなら、タンク内の部品の不具合が考えられます。
- タンクの蓋を開けてみる
勇気を出してタンクの中を覗いてみましょう。タンクの蓋は陶器製で重く割れやすいので、両手でゆっくり持ち上げてください(手洗い付きのタンクは、蓋の裏に管がつながっていることがあるので注意してください)。オーバーフロー管と呼ばれる筒の先端から、水が溢れ出していませんか?もし溢れていれば、水位調整をする「ボールタップ」という部品の故障が疑われます。
- 止水栓で音を止めてみる
トイレの横(または給水管の途中)にある止水栓を閉めてみてください。止水栓を閉めると給水そのものが止まるため、修理するまでの応急処置になります。
東京のライフスタイルとトイレの寿命
東京で暮らしていると、外出が多くトイレをあまり使わない日もあれば、テレワークで頻繁に使う時期もありますよね。トイレの部品(パッキンやゴムフロート)は消耗品で、使ううちに少しずつ劣化していきます。
「以前より音が気になるようになった」「最近、水道代の請求が少し高い気がする」と感じたら、それはトイレが点検を求めているサインです。
小さな違和感を放置しないために
「まだ使えるから」と放置してしまうと、ある日突然、水が止まらなくなって床が水浸しになる……といった最悪の事態を招きかねません。早期発見・早期対応ができれば、部品交換だけで済むこともあります。
大がかりな修理が必要になる前に、その「チョロチョロ」音を一度しっかり確認してあげてくださいね。
自分では判断がつかない、あるいは部品を交換するのが不安というときは、無理をせず当社にご相談ください。
出典:東京都水道局「漏水は早期発見・早期修繕を!」。本記事では、これらの内容を要約・編集して紹介しています。
