洗面台の排水が遅いと感じたら要注意
朝の洗顔や歯磨きのとき、洗面台に水がたまってなかなか流れない——そんな経験はありませんか。排水が遅くなるのは、排水管の内部に汚れが蓄積しているサインです。放置すると完全に詰まって水が流れなくなることもあるため、早めの対処が大切です。
洗面台の排水が遅くなる主な原因
洗面台の排水が遅くなる代表的な原因が、髪の毛の蓄積です。洗面台では毎日の洗顔やドライヤー時に抜け毛が排水口に入り込みます。髪の毛は石鹸カスや皮脂と絡み合って塊になり、排水管の内壁に張り付きます。
ほかに、石鹸カス・歯磨き粉・整髪料なども原因になります。これらは水に溶けにくく、排水管内部に少しずつ付着して管を狭くしていきます。
また、洗面台の排水口にはポップアップ式の栓やヘアキャッチャーが付いている場合がありますが、この部品の裏側にも汚れがびっしり付着していることがあります。排水口まわりが清潔に見えても、部品を外すとヘドロ状の汚れがたまっているケースは珍しくありません。
自分でできる3つのメンテナンス方法
- 1つ目は、ヘアキャッチャーの定期掃除です。
週に1回程度、排水口のヘアキャッチャーを取り外して、絡まった髪の毛や汚れを除去してください。使い古した歯ブラシで裏側までこすると効果的です。 - 2つ目は、排水口への重曹+お酢(クエン酸)です。
排水口に重曹を大さじ2〜3杯ふりかけ、その上からお酢またはクエン酸水を注ぎます。泡立ちが収まったら、お湯(45℃以下を目安)を流します。月に1〜2回行うと、油脂分の蓄積を防ぐ助けになります。ただし、熱湯は排水管を傷める可能性があるため避けてください。塩素系の洗浄剤やパイプクリーナーと一緒に使ったり、続けて使ったりしないでください(有毒なガスが発生するおそれがあります)。 - 3つ目は、排水トラップ(U字管)の掃除です。
洗面台の下を覗くと、U字型に曲がった排水管(トラップ)があります。ここに汚れがたまりやすいため、半年に1回程度、ナットを外して内部を掃除するのが理想です(外すときは下にバケツなどを置き、戻したら水を流して漏れがないか確認してください)。ただし、外すのが不安な方は無理をせず、業者に依頼するのが安心です。
こんな症状が出たらプロに相談を
自分でメンテナンスをしても改善しない場合や、以下のような症状が見られるときは、専門業者への相談をおすすめします。
水を流すとゴボゴボと音がする。これは排水管の奥で空気の流れが遮られているサインで、深い位置でのつまりが疑われます。洗面台の下から異臭がする場合も、排水トラップの破損や排水管内部のヘドロ蓄積が原因の可能性があります。また、複数の排水口で同時に流れが悪くなっている場合は、メインの排水管に問題がある可能性があり、点検が必要です。
